2012年10月20日

まちづくり大学8期第15講座講義速報

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まちづくり大学(第8期)〜N 学校教育 
 
講師 社会教育・スポーツ振興グループ  永橋課長
     こども育成室子育て支援センター   隅田所長
                   学校教育グループ            酒谷主幹
                   学校教育グループ            田中主査 
                 
支援センター側Co-Ordinator    佐藤
          本日の出席者数24名(M19 F5) 欠席  8名
 
            U STREAM 動画映像  (←Click)

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9:34
m121020d.jpg第一講義 子育て教育について


今日は、教育委員会のこども育成室、学校教育グループ、社会教育・スポーツ振興グループから伺った。


「子育て・教育」といっても、業務が多岐にわたるので、「子育て」特に「子育て支援センター“ぽっぽえん”が実施している子育て支援」についてお話しさせていただく。

@  m121020e.jpgぽっぽえんは ⇒廃園した南第一幼稚園を改修工事して、平成18年10月にオープンした。

A 近年、少子化・核家族化が進み、地域のつながりが希薄化し、子育てに関して手助けやアドバイスしてくれる「第三のおとな」との関わりが少なくなってきているといった社会状況の中で、就学前の親子を支援する施設として、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安や悩みを相談できる場所を提供している。

A 子育て支援施設は、各中学校校区ごとにあり、狭山中校区には、池尻保育園の「わんぱくプラザ」、第三中校区には、NPO法人ワークレッシュのつどいの広場がある。 

ぽっぽえんは、南中学校校区にあり、地域と子育て中の親子を繋ぐため、民生児童委員・更生保護女性会・NPO

法人・市民ボランティア等、たくさんの方々の支援・協力をいただきながら、大阪狭山市の子育て支援の拠点となるよ


A  
親子が自由にきて遊べるあそびの広場⇒・・赤ちゃんコーナー
B  
えほんの部屋。乳幼児が楽しめる絵本を沢山揃えている
ぽっぽえんは、祝日と年末年始以外は、開館しており、一日平均40組の親子が利用している。
D    市内のサークルやNPO法人との協働事業として、毎年、子育て講座を開催している。
Eぽっぽえんの菜園⇒ボランティアの方や利用者の方々のご協力を得て、野菜や果物を育てていりる収穫した野菜は、食育講座に役立てている。

  Fボランティアによる運営
ぽっぽえんは、ボランティアの方々のご協力を得て運営している。

そのためには子育て中の親子に私たち市のスタッフだけが関わるのではなく、地域の人たちの協力をいただき、地域の子育て支援の場として定着させていくことが一番大切だと考えている。


その願いを力強く支えていただき、活躍していただいているのが、多くの市民ボランティアの方々である。

 “ぽっぽえん”で培った関係が地域で根付けば、地域ぐるみで子育て家庭を見守り、支援できるネットワークが構築されるのではないかと考えている。


ぽっぽえんではボランティア講座を毎年開催し、ボランティア登録をしていただいた方に協力願っている。 現在、約90人の方が登録をしていただいている。 

ボランティアの内容は、「あそびの広場」での見守りや、講座や事業を開催する時の託児、ボランティア、畑での花や野菜作り、おもちゃや人形などの制作もして頂いている。

ぽっぽえんには、なくてはならない存在であり、ご協力いただける方は随時募集しているので、ぜひご協力願いたい。

ボランティア活動へのお礼は、1500円として、図書券をお渡ししている。


 他に、ぽっぽえんでは、親支援のための様々な事業を実施している。
 ・育児支援家庭訪問事業m121020g.jpg
 ・発達障がい児等支援事業  手をつなGO
 ・ファミリー・サポート・センター事業
 ・プレイセンター推進事業
 ・認定子育てサポーター事業
   各事業の説明省略

★新たな事業⇒ ぽっぽえんの新たな2つの事業をご紹介させていただく。


@
  
いのちのふれあい事業

  狭山高校との連携事業として、家庭科を選択している3年生と妊婦または、乳幼児とその保護者がふれあい、赤ちゃんに関わる自然な様子をみてもらっている。   思春期の子どもたちが、乳幼児との関わりがないまま、親(保護者)になるケースが多くなっているので、妊婦さんや赤ちゃんと直接触れ合うことで「いのちの尊さ、家族や人とのつながりの大切さ」を感じる機会になると考えている。


A 親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんがきた”
   赤
ちゃんを育てるための親支援事業。 第1子で2カ月から6か月の赤ちゃんとお母さんが対象となっている。

このように、ぽっぽえんでは、市民ボランティアの方々や認定サポーターが中心となり、乳幼児を育てる保護者が、安心してゆったり子育てができるような支援を行っている。

子育て支援は、行政の力だけでは行なえない。 子育て支援は、親への支援だけではなく、地域の「子育て力」を高めていくという視点も重要である。 地域のコミュニティ力が高まれば、子育て力も高くなっていくと思うので皆様のご協力をよろしくお願いしたい。

9:54
第2講義  学校と地域社会〜学校園地域連携と学校支援〜

m121020c.jpg日は、お手元の資料にあるような流れで進めていきたい。 私ども学校教育グループは、市内の保育所、幼稚園、小学校、中学校の教育に関し所管している。

★「大阪狭山市の保育教育指針」

大阪狭山市教育委員会では、平成24年度新たに「さやまっ子の夢をふくらませる教育」として保育教育指針を作成した。
家庭や地域との絆を深め、学校力を高めることを取り上げ、特色のある地域に開かれた学校園づくりの推進を打ち出し着手しているところである。


本市の学校の状況と、地域の方による具体的な学校支援の状況についてご説明する。

★大阪狭山市内の学校の状況m121020n.jpg

大阪狭山市内には
保育園が5園、
幼稚園が6園、
幼稚園と保育所の機能を合わせ持っている「こども園」が1園、
小学校が7校、
中学校が3校ある。 


生徒指導上で課題といわれている、不登校児童、生徒数もピーク時には市内で92名にのぼっていたが、昨年度は39名(小6名・中33名)と減少してきた。

●中学校では休み時間も教員が教室や廊下にとどまり、子どもたちに積極的に話しかけ、悩みやいじめにつながる、からかいなどの早期発見に努めている。


●小学校では授業改善に取り組み、研究授業を通じて教員の授業力の向上を図っている。

●学校はもちろん、登下校時や地域における不審者に対する対応は本市でも大きな課題となっている。

●学校の安全のため、小学校では警備員の配置、中学校は正門のオートロック、保育所、幼稚園、こども園では、安全管理員さんの配置と共に、カメラ付きのインターフォン等の整備を行ってきた。

●開かれた学校づくり」の1つとして地域人材の活用があげられる。
地域の方に様々な形で学校に来ていただき、子どもたちに、専門的な指導やお話をしていただくことで、子どもたちの興味・関心を深めるだけでなく、地域の方に学校,園を知っていただくことも目的としている。

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第3講義⇒地域人材の支援による教育活動を大きく7つに分けてみた。


@  学校園、地域連携事業人材バンク)

人材バンクは平成13年度にスタートし、今年で12年目を迎える事業。登 録している地域住民の方を市内の学校園に招き、その知識・経験・技能を活かした体験学習や国際交流を行うことを目的としている。 現在370名を越える登録があり、各校園で、保育や学習活動に、必要な方々と連絡をとり、学校園に来ていただいている。 今後は、特定の分野だけではなく、登録していただいている方の広報に努め、幅広い分野での人材活用を進めていきたいと思っている。

A 学習支援チューター事業

「習支援チューター事業」は、平成20年度から、市内の全、小学校を対象に、21年度からは中学校でも、スタートした。


●小学校では、3・4年生児童の希望者を対象に、自分で勉強する力と学力の育成をねらいとして、放課後や夏休み中に学習指導を行うものである。


●中学校では、テスト前の放課後や、夏休みなどの長期休業中また、部活動を引退した3年生を中心に、学習指導を行っている。

B 大阪狭山市図書ボランティア
子どもの、読書活動の推進を図っている。
各校では、朝の読書の時間を設定したり、国語の時間に、読書についての授業を、行ったりするなど、子どもが本に親しめるよう、取組んでいる。

また、各校の学校図書館を整備し、新しい本の紹介コーナーを設けたり、読書を呼びかける掲示をしたりしています。

このような読書環境の整備や、読書活動の推進のために、「学校図書館市民ボランティ(図書ボランティア)」の方から協力を得ている。

C中学校部活動支援人材活用事業m121020p.jpg

●この事業は平成20年度から始まった。 中学校における部活動は同じ学年だけでなく、他学年と一緒に活動することで、さまざまな経験を重ねながら、好ましい人間関係を築く力を育むという、子どもたちの成長に大切な役割がある。 これは、地域の専門的な知識や技能を持った人材を活用することで、その希望に少しでも応えようと実施し。今年度は3校で14名が週1回程度入って活動している。


D学校教育自立支援通訳事業

この事業も平成20年度からの実施。今までの海外からの転入児童生徒については各校が個々に対応していたが、平成19年度にスペインからの転入があり、海外からの転入児童生徒も増加する可能性があることを考え、通訳などの日本語指導の支援としてこの事業をスタートさせた。


現在は南第二小学校と南中学校の計5名の児童生徒に対して、スペイン語と中国語についてこの事業を活用し、各校が地域人材の協力を得て、学習支援を行っている。


E大阪狭山小学校英語活動支援の会

平成23年度より、小学校5、6年生で英語活動が必修化された。 本市校では、文部科学省が発行した『Hi,Friends!』を使用して、5、6年生の担任教師が中心となり、これをALT、中学校の英語科教員が補助するという指導を行っている。


今回の必修化に対応するために、平成21年2月から英語指導の経験者が集い、1年間の準備を重ねて、平成22年5月に「NPO大阪狭山小学校英語活動支援の会」が発足し、現在22名の会員となっている。

F新規事業として さやまっ子ティーチャー⇒学力向上推進事業

今年度から「さやまっ子ティーチャ―」を全小学校に配置し低学年の子どもの学習活動がスムーズに行われるようにするとともに、学習への意欲を高め、学力の向上を図るようにしている。 学級内にはこだわりの強い子、忘れ物の多い子、気の散りやすい子、切り替えがなかなかできない子などのさまざまな個性をもった子どもがいて、集団での学習についていきづらい子がいる。 このような時に担任との連携を図りながら、支援員が1対1のコミュ二ケーションを大切にし、何気ない会話や時には遊びを通して、その子にとって良き理解者としてもかかわっていく。

また、支援員さんにも多くの気づきがあるようで、自分がどのような支援をすべきかを視野におき、日々かかわりのあり方を担任との連携のもとで検討を繰り返しながら取り組んでおり、やりがいを感じるとの声も聞いている。

10:17
第4講義⇒子育て支援、教育〜こどもの放課後・週末の過ごし方〜

m121020a.jpg初めに、社会教育・スポーツ振興グループの紹介として、担当している全体業務と市内の管理運営している社会教育施設・スポーツ施設をご説明させていただき、本題の「こどもの放課後・週末の過ごし方」として、その取り組みを紹介する。

これらの取り組みがすでに多く市民の方々の協力と理解及び参画していただいている現状も踏まえお話し、今後さらに新たな様々な取り組みを進めるために、市民の皆様のご理解とご協力をいただき、市民協働につながるきっかけになれば幸いだと思っている。

社会教育・スポーツ振興グループの紹介をさせていただくが、配布資料1〜4ページの行政組織表と教育委員会事務局組織規則について、及び社会教育・スポーツ振興グループの担当業務、事務分掌、職員体制などについて紹介する。(ブログのディスク容量制限のため説明省略)

さて、少し硬いお話だが、これからが根幹。

@   日本は法治国家である。
★最上位の法は、憲法で、教育に関する条項が憲法第26条である。
(憲法26条抜粋)「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」

★その憲法を受け、教育基本法(全18条)の第十二条で社会教育に関する規定が次である。

「国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育の振興に努めなければならない。」


次に社会教育に関する規定として、社会教育法がある。

社会教育・スポーツ振興グループの担当業務に関連するのは、社会教育法のほかに、スポーツ基本法、児童福祉法、文化財保護法、図書館法などがある。

★社会教育法では、社会教育の定義、教育委員会の事務、社会教育関係団体、公民館、学校施設の利用などに関する規定があり、注目していただきたいのは、市町村の教育委員会の事務を規定している第5条の第13項の条項。

この条項で、本日の本題である「子どもたちの放課後での学習や様々な活動の機会を提供する事業」への取組の根拠が規定されているのである。


続いて、社会教育・スポーツ振興グループが所管している「社会教育施設、スポーツ施設」について、簡単に紹介する。(ブログのディスク制限のため施設の紹介省略) 

一部分だが、参考までに、市内の社会教育関係団体などの子どもに関する活動をご紹介する。

★教育関係団体(子ども会、ボーイスカウト、ガールスカウトなど)

★文化団体(コーラス、吹奏楽、琴など)

★スポーツ団体では(ソフトボール、野球、トランポリン、バトン、テニス、サッカー、剣道、柔道、拳法など)

★公共施設などの子どもに関する取り組みとしましては、公民館(講座(イベント)図書館(図書貸し出し、読みきかせ) スポーツ施設、 市民ふれあいの里での団体や家族などの利用やイベントなどを実施している。
以上、多くの市民の方々がその活動に参画されておられることを特にここで強調したいと思う。


★次に子どもに関わる取組だが、本日は、子どもの放課後・週末の過ごし方につきご紹介する。

すでに前段で、法律のことや団体の活動、施設での取り組みなどで、子どもたちの放課後などの過ごし方に少し触れさせていただいたが、ここで紹介するのは、


2.放課後児童会事業)とこども広場事業である。

★その前に、児童の放課後の実態について、少しご紹介する。

スライドにて説明の小学校の日課表の一例から、子どもたちの登校・下校の時刻などを紹介する。


★放課後の過ごし方の中で、放課後児童会事業についてだが、配布資料の7ページ、8ページにあるように、遊び場や生活の場を提供し、健全な育成を図ることを目的に市内の全小学校7校で保護者などが労働などにより昼間家庭にいない小学校1〜6年生を対象に、実施している。

指導員40名でそれぞれの在籍児童、実施場所、実施期間・時間などは資料のとおりである。


特に、この事業では、指導員のほとんどが大阪狭山市民であり、また、特技などを持っておられる市民の方々が、子どもたちのためにレクリエーションなどのプログラムを指導していただいている。

なお、放課後児童会事業は、児童福祉法第6条に根拠規定がある。

★次に、こども広場事業について、紹介する。

配布資料の4ページにあるように、市内の東小学校、北小学校、南第1小学校、第七小学校の4校で毎週水曜日の放課後の時間に開設している。

平成16年度に「地域社会の中で、放課後や週末等に子どもたちが安全で安心して、健やかに育まれること」を目的として、南第1幼稚園の空き保育室でモデル事業としてこども広場事業をスタートさせた。

平成18年度に南第一幼稚園から南第一小学校へ会場変更し、第七小学校、平成19年度に東小学校、平成20年度に北小学校で開設し、現在に至っている。

現在、市民ボランティア55名が登録されて、子どもたちが安心して安全で楽しく過ごしている。


★学校教育所管事業としては、学校支援チューター事業が実施されている。

市内全小学校7校で、3〜4年生を対象に、学校の担任と連携し、授業の復習や宿題などを中心に退職教員や学生ボランティアが学習指導している。


最後に、
新たな子どもの居場所づくりについて、ご紹介させていただく。

配布資料の9ページ、本市のマニフェスト事業の「さやま元気っこ推進事業」を平成24年度から取り組んでいる。


この事業は、さき先ほど、説明した放課後児童会事業こども広場事業学校支援チューター事業の連携を図り、子ども達が、放課後に安全で安心して過ごせる新しい形の居場所づくりをめざしている。

今年度が、取り組みの1年目で、「南三小元気っ子クラブ」の名称で、南第3小学校を会場にモデル的に第一期は6月から試行実施しているところである。 

活動内容としては、第2期の11月からは、こども広場と同様に自由遊びや新たなプログラムとして、学習、サッカー、お絵かき、人形劇、拳法、体力向上、将棋、卓球、エイサー(沖縄の舞踊)などを選択するものである。

この新たな取り組みに、こども広場のボランティアスタッフや市民の方々や学生のボランティアの協力により実施しておm121020m.jpgり、現在、こども広場事業)、そしてこのさやま元気っこ推進事業の「南三小元気っ子クラブ」では、市民の皆様や学生ボランティアスタッフを募集しているので、ぜひ、ご登録をお願いしたい。

以上、大阪狭山市では、社会教育・スポーツ振興グループが所管する業務のなかで、子どもたちを対象にした数多くの取り組みや新たな事業に取り組んでいる。
子どもの成長は、家庭、学校、地域が温かく見守りことが大切である。

こどもたちの放課後の居場所づくりをめざすための多くの取り組みを前進させ、充実したものにするには、市民の皆様方のご理解とご協力が是非とも必要なことを私からのアピールとして申し上げ、本日の私のお話しとさせていただく。
11:05

   




posted by まちづくり at 19:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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